海苔(アマノリ属)の生物学
( 学名は 2014年12月31日に修正 )

アサクサノリ
 
原始紅藻目  ウシケノリ科  アマノリ属  スサビノリ  学名 : Pytopia yezoensis
アサクサノリ  学名 : Pytopia tenera
ウップルイノリ  学名 : Pytopia pseudolinearis
 俗称 : 岩海苔
壇紫菜
(ハイタンアマノリ)
 学名 : Pytopia haitanensia
 俗称 : 中国海苔
その他約30種   

 アマノリ属の海藻は不思議なライフスタイルを持っています。
受精してから貝殻の中で夏眠しますが、秋に目覚めると直ぐに減数分裂し、単相となって成長します。
この点はシダ植物に似ています。
アサクサノリ
アサクサノリ  アマノリ属の内でも日本で養殖される種は、
スサビノリという植物です。
病気に強く、収量も多い種です。
 ウップルイノリ や アサクサノリ は 「用途が限られる」、「養殖が難しい」 等の理由から海苔養殖家から敬遠されていました。
しかし最近になって味を重視する海苔生産者が、
養殖の難しい アサクサノリ にチャレンジし始めています。
( 2004年12月にビッグニュースが届きました。千葉県金田漁協にて4年掛かって養殖に成功しました。)
アサクサノリ
アサクサノリ  養殖されているスサビノリの殆どは野生種から選抜された品種が用いられていましたが、
近年は品種改良も行われています。
代表的な例では、東京水産大学で育種された 『 暁 』 や兵庫県海苔研究所で作出された 『 キメラ・ハイブリッド 』 等があります。

多摩川河口域に自生するアサクサノリの画像はこちら。





色素の抽出実験 これが海で育った海苔です。
ピンク色は紅藻素、
緑色は葉緑素、
青色は藍藻素です。
佐賀県の海苔網
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